
新年にマイホームを、と考えているなら、ぜひ進めておきたいことがもう一つあります。それは、住宅ローンを受ける予定の金融機関と、お付き合いを深めておくこと。というのも、密接な関係がある金融機関ほど、優遇金利を受けられる可能性が高いからです。
住宅ローンの優遇金利とは、ローンを扱う金融機関が、一定の資格を満たしている利用者に対して、通常金利(店頭金利)よりも有利な金利を提供するもの。優遇幅は金融機関によって異なりますが、条件がそろえば年1%以上というケースも珍しくありません。
実は、住宅ローンの金利差は、予想以上に支払額に影響します。たとえば、2,000万円・30年返済(毎月返済のみ)の住宅ローンを借り入れた場合、年利2.50%なら、毎月返済額は約7万9,000円、返済総額は約2,844万円になります。しかし、1%低い年利1.50%の場合、それぞれ約6万9,000円、約2,484万円という計算になりました。この場合、わずか1%の金利差が300万円以上の利息差を生みだす結果になったわけです(毎月返済額・返済総額は、利率によって異なります)。
では、金融機関と日常的なお付き合いを深めるにはどうするか。それには、自分のメイン口座をその金融機関に置き、給与振込や公共料金の自動支払いを決済することです。その他、カードローン契約やダイレクトバンキング契約などがポイントになることもあるので、窓口で尋ねてみるとよいでしょう。
なお、援助が心苦しい場合は、親から借りる方法もあります。贈与とみなされないためには、正式な借用書を差し入れ、通帳にきちんと返済記録を残すことが大切です。
年内の「不動産アイ」は、これで終了です。読者の皆さんに、よい新年とよいマイホームが訪れますよう、お祈りいたします。ありがとうございました。
2010年12月25日
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