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地震保険について

 今年は、今年は6月に大阪府北部地震、9月に北海道胆振地震が相次ぎ発生。個人の資産から公共インフラまで大きな被害を出しました。そこで考えたいのが、地震保険です。
 この保険の対象は、地震・噴火・津波など「火災保険の対象にならない」建物や家財の損害です。ただし、加入には火災保険に入っていることが条件。「保険」というよりも、火災保険の不足を補う「特約」のようなイメージですね。
 支払われる保険金(補償額)ですが、上限は家計火災保険の保険金額をベースとして、その「30%~50%の範囲内」で、かつ「建物5,000万円・家財1,000万円まで」。さらに、被災物件の状態に応じて、「全損」なら設定額の100%、「大半損」は同60%、「小半損」同30%、「一部損」同5%が支払われます(いずれも時価が限度)。
 では、建物について2000万円の家計火災保険加入者が地震保険に入った場合、受け取れるお金は? 補償額の上限は火災保険の保険金額の30~50%ですから、「全損」で600万~1000万円、「大半損」(全損の60%)で360万~600万円、「一部損」(全損の5%)なら30万~50万円となる計算です。仮に満額でも、元の住まいの再建は難しそうです。
 では、地震保険は不要かといえば、答えはノーです。なぜなら、被災後に必要となるのは、まとまったお金だから。たとえ数十万円であっても、あるとないとでは大違いです。
 なお、これから地震保険に加入するという方には、建物・家財両方に保険をかけること、金額を上限一杯まで設定することをおすすめします。そして、途中で安易に解約しないこと。天災はいつも、忘れたころにやってくるのですから。

2018年10月13日

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