ローン返済が難しくなったら【2022-01-22更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

ローン返済が難しくなったら

ページ作成日:2022-01-22

 新型コロナのオミクロン株が急速に広がり、再び経済への影響が心配されています。とりわけ住宅ローンを利用中の人にとって、景気低迷の痛手は直接返済に響きます。もしも返済が難しくなった場合、どんな対応が考えられるでしょうか。
 真っ先に行いたいのは、融資先の金融機関に相談すること。例えば、住宅金融支援機構が扱う全期間金利固定型住宅ローン「フラット35」では、返済期間の変更や一定期間の返済額軽減の相談に応じてもらえます。民間金融機関の場合も同様の相談に応じてくれるところがあるようです。気になる人は、返済が滞る前に窓口に出向くことをおすすめします。
 どうしても返済の見通しが立たない場合、マイホームの処分(任意売却)も考えざるを得ません。せっかくのわが家を失うことは痛手ですが、膨大な借金に追われる不安からは解放されます。なお、売却資金で返せないローンの残額は、引き続き返済が必要です。
 近年は任意売却の代わりに、いったん売却したわが家を借りて住み続けるリースバック、死亡時の自宅売却を条件に融資を受けるシニア向けのリバースモーゲージを選ぶ人もいます。いずれも取扱い先が限られているので、こちらも早めに動きたいものです。
 最悪の選択肢は、何の対策も立てずに返済の遅延や滞納を繰り返すこと。続けていると、残ったローンの一括返済や自宅競売を求められかねません。また、カードローンなどの高利ローンを使った穴埋めは、一時しのぎにしかならず、結局は今以上の借金に苦しむことになります。とにかく「まずい!」と思ったら、先手先手で金融機関や弁護士に相談すること。気持ちの上ではつらくても、それが自分と家族の将来を救うことにつながります。

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