上手な買替えを考える(下)【2022-01-15更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

上手な買替えを考える(下)

ページ作成日:2022-01-15

 買替えで一番避けたいのは、「新しい家を買ったのに、前の家が売れない」「今の家が売れたのに、次の家が決まらない」というリスクでしょう。その意味で大切なのが、売買のタイミング。つまり、売りが先か買いが先かの判断です。
 タイミングの原則は「難しい方を優先する」。例えば売出価額が周辺相場より高額ならば、成約まで時間がかかる恐れがあるので「売り優先」で。また、今の家が人気の高いエリアにあるなら、売却がスムーズに運ぶ可能性が高いので「買い優先」でという具合です。
 また、自分自身で市況情報を集めることも、適切なタイミングや「売出価格」を探る上で有益です。景気の動向や公示地価・基準地価などはもちろん、チラシやネットの不動産情報を調べてみれば、地元の不動産市況もある程度分かります。ちなみに、不動産取引が活発になる時期は、新年度直前の1~3月や学校が夏休みとなる7・8月など。企業の人事異動や子供の入進学などが売買のタイミングにも影響するわけです。
 とはいえ、実際のタイミング調整は、ケースバイケースで考えるしかありません。「売り優先」で計画を進めたら予想より早く売れてしまい、次に住む家探しが間に合わなかった。あるいは、「買い優先」で進めた後で、今の家の売却価格を下げざるを得なくなり、次の家の購入計画に大きな支障が出たなど、買替え計画では想定外の出来事がつきもの。不動産会社などと小まめに相談しながら、適切な軌道修正を重ねていきましょう。
 それにもまして大切なポイントは、「取引相手の気持ちを大切にすること」。自分たちの都合だけでは取引きは進まないことを忘れず、売り・買いともに成功させたいものですね。

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