扇風機を上手に生かす ~エアコンとの効率的な併用~【2025-06-21更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

扇風機を上手に生かす ~エアコンとの効率的な併用~

ページ作成日:2025-06-21


 今月の京都は、梅雨入り早々から猛暑日(日中最高気温が35℃以上)を記録する異例の事態。エアコンをフル運転したいところですが、高騰する電気料金も気になります。そこで再び注目されているのが扇風機。10畳用エアコンの消費電力400~600Wh前後に対し、扇風機は10分の1以下の30~40Wh程度という消費電力の少なさが助かります。エアコンと上手に併用すれば、電気代を抑えつつ室温をしっかり下げることも可能です。

 一般に体感温度は、風速が毎秒1m増すごとに約1度下がるといわれます。扇風機の風速は「中」ボタンで毎秒1~3m程度といわれているので、体感温度の低下具合は約1~3℃。28℃に設定したエアコンと併用すれば、体感温度は25~27℃程度になる計算です。

 また、冷房運転中のエアコンの消費電力は、温度設定を1度下げるごとに約10%増えるといわれます。つまり、同じ体感温度でも、エアコンと扇風機を一緒に使った方が、エアコン単独よりも節電につながるというわけです。

 エアコンと扇風機を併用する時は、風の向きにもひと工夫を。一般に冷たい空気は重く、部屋の下の方にたまりがち。そこで、扇風機の風を下から上に向けると、重い冷気が部屋中を循環し冷房効果が上がります。また、気温が比較的低い早朝は、開いた窓辺から室内向けに風を送ると、扇風機だけでも涼しい外気の恩恵を味わえるでしょう。

 なお、いくら涼しく感じるからといっても、扇風機の風を直接体に当てることは避けてください。体温が下がり過ぎて体調が不良になったり、持病が悪化するケースもあるからです。体温調節機能が弱い幼児や高齢者がいるご家庭は、特にご注意ください。

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