境界トラブルに注意を ~住宅の境界線はどうしたらわかる?~【2023-07-23更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

境界トラブルに注意を ~住宅の境界線はどうしたらわかる?~

ページ作成日:2023-07-23



 「隣家の塀がわが家の土地にはみ出している」「境界付近の敷地はウチのものだと、お隣から苦情が出た」といった話を聞いたことはないでしょうか。住宅、特に戸建住宅の境界線をめぐるトラブルは、なかなか厄介なもの。原因と解決法を探ってみましょう。

 一般に、土地の境界は「境界標」という杭で示されることになっています。問題はこの境界標の位置が絶対とはいえないこと。例えば、土砂くずれや大規模地震があると、あるはずの境界標がなくなってしまいます。それ以上に多いのが道路工事や電柱の移動工事などによる境界標の移動。工事の邪魔にならないよう一時的に位置をずらした後、そのままになってしまうという困ったケースが結構あり、それがトラブルにつながるのです。

 また、境界の全体像は、法務局にある「地積測量図」で確認できますが(住宅を購入した際、測量図の写しをもらった人も多いでしょう)、土地によってはこの図面が備わっていないケースがあります。特に、土地の分筆(分割)や地積変更などのない土地は測量図を提出する必要がないため、境界があいまいなまま年数が経つことも多いようです。

 では、境界線トラブルが発生した時はどうすればいいのでしょう。隣家同士で話し合いが可能なら、共同で土地家屋調査士に境界線を再確定してもらい、その後にはみ出した土地の処分を行うのが一般的です。ただし、話合いがこじれた場合は、弁護士や土地家屋調査士などの手を借りる方が、妥当な解決につながることが多いとか。こうした専門家の知り合いがいない場合、専門の弁護士や土地家屋調査士が集まる「京都境界問題解決支援センター」に相談するのも一案です。

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