2023年の京都の路線価を ~アフターコロナで景気回復!?~【2023-07-29更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

2023年の京都の路線価 ~アフターコロナで景気回復!?~

ページ作成日:2023-07-29



 この7月3日、2023年分の路線価が国税庁から公表されました。これは、主要道路に面した標準宅地約32万地点余りについて、今年1月1日時点の1平方m当たり価格を算定したもので、相続税や贈与税の課税基準となっています。なお、個々の路線価は、贈与税・相続税の急上昇を避ける意味もあり、国交省発表の公示地価の8割がメドとなっています。

 今年の全国の平均路線価は、対前年比プラス1.5%(昨年はプラス0.5%)と2年連続で上昇し、新型コロナ禍からの本格的な回復を印象付けました。都道府県別では前年比プラス6.8%を記録した北海道をはじめ、25都道府県が上昇。一方、マイナス1.2%を記録した和歌山県をはじめ20県が下落となり、不動産価格の二極分化を印象付けました。
 近畿2府4県の平均路線価はプラス0.7%(昨年はマイナス0.2%)と3年ぶりにプラスに転換。特に大阪府の1.4%、京都府の1.3%が突出しています。また、滋賀県は昨年のマイナス0.8%からプラス0.0%となり、今後に期待をつなぎました。

 京都市内では、7税務署(上京・中京・下京・左京・右京・東山・伏見)すべてで路線価が上昇。特に、駅周辺で建物の高さ制限が緩和された右京区では、近畿2府4県で最高のプラス10.8%を記録しています。また、府内の最高路線価地点は、32年連続で京都市下京区四条通寺町東入ル。1平方m当たりの価格は697万円(前年比プラス24万円)です。
 京都市内では近年、中心部でのマンション需要が高まっています。今年はそれに加え、アフターコロナ後の観光需要回復を見越した商業地での不動産取引も活発化しているようです。観光都市・京都の今後の景気回復が注目されます。

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