猛暑の夏の室温管理 ~室温28度前後を保つには~【2023-08-06更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

猛暑の夏の室温管理 ~室温28度前後を保つには~

ページ作成日:2023-08-06



  暦の上ではまもなく立秋ですが、今の日本はまさに酷暑真っ盛り。熱中症による救急搬送も各地で相次いでいます。実は、重度の熱中症は屋外よりも屋内の方が発生しやすいとのこと。カギになる夏の室温管理について考えてみました。
 環境省によれば夏の適正な室温は28度前後。これはエアコンの設定温度ではなく、実際に室内で測った気温のことです。例えば直射日光が差し込む部屋や熱気がこもりやすい部屋では、エアコンを28度に設定しても室温はなかなか下がりません。ましてエアコンを切った状態では、室内の実測値が40℃近くになるケースも珍しくないのです。

 室温を28度前後に保つのに欠かせないのが温度計です。エアコンの冷風が当たらないところに設置して時々目盛りをチェックし、小まめに設定温度を調整すれば、熱中症のリスクをかなり遠ざけることができます。
 逆に当てにならないのが、暑さに対する自分の体感。特に高齢になると暑さへの感受性が衰えてしまい、室温が危険なレベルに上昇しても体感できなくなることが分かっています。自分の感覚ではなく、温度計の目盛りで室温を判断することが、本当に大切なのです。

 室温のチェックと同時に、冷房の効きをよくする工夫も欠かせません。直射日射を避ける窓辺のすだれやよしず、冷気の循環を促す扇風機やサーキュレーターのほか、さまざまな冷感グッズを使うのも一案です。また、室外機の遮光・通風を徹底し、室内機のフィルターを2週間に1回程度掃除すると、冷房効率も省エネ・節電効果もアップします。まだまだ続く猛暑の日々を健やかに乗り切るためにも、小まめな室温管理を続けたいものです。
 

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