上手な買い替えのコツとは【2016-05-29更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

　家族が成長したり、住まいの傷みが気になり出したら、わが家の買い替え時かもしれません。成功する買い替えのコツとして、3つのポイントをご紹介します。
　第1は｢売りと買いのタイミングを考えよ｣。すなわち、売りが先か買いが先かの判断です。｢新しい家を買ったのに、前の家が売れない｣｢今の家が売れたのに、次の家が決まらない｣というリスクを避けるために、よいタイミングを選ぶことは鉄則です。
　では、どちらを先にすべきかといえば、「難しい方が優先」。例えば売り出し価額が高額ならば「売り優先」、人気の高い地区で次の家を探すなら「買い優先」です。新年度直前や夏休み中などには取引が活発化するので、この時期を狙うのも一案ですね。とはいえ、事情は個々のケースによって違うもの。あくまでも柔軟に判断したいものです。
　第2は｢不動産の市況に注意せよ｣。売買に影響する景気動向や公示地価の変化には、日ごろから目を配りたいですね。ただし、ある住宅の評価を決めるのは、あくまでも取引の当事者。市況のよしあしとは必ずしも一致しませんのでご注意を。
　第3条は｢売り出し価格は適切に｣。わが家が高値で売れることを望むのは人情ですが、相場を無視した価格では、売却が進まないだけでなく、買い替え計画全体にも響きます。そこで大切なのが、適正な査定価格に基づいたプロの助言。「スムーズに売れること」に重きを置くプロの価格設定は、しばしば成功の大きなカギとなります。
　売買のタイミングも市況も売り出し価格も、相手があってこそ決まります。自分の希望だけでなく、相手の気持ちも大切にすることで、上手な買い替えを実現してください。