緑のカーテンの効果とは【2016-06-05更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

緑のカーテンの効果とは

ページ作成日:2016-06-05

 数年前から静かなブームになっている「緑のカーテン」。アサガオやゴーヤ(苦瓜)、ヘチマなどをはわせたひもやネットを住宅の窓や外壁の外側に立て、夏の陽ざしを防ぐ生きたカーテンです。その効果を少しご紹介してみましょう。
 最大の効果は、光や熱を遮る能力の高さです。生い茂る葉が直接直射日光を遮るだけでなく、建物の外壁やバルコニーなどに熱がたまることを防ぎます。
 また、葉から放出される水蒸気(蒸散)にも、周囲の気温を下げる効果があります。これは、すだれやよしずにはない生きた植物ならではの作用。実際に測定された比較データでは、何もしない部屋よりも1度~3度以上低いという結果が出ているようです。
 室温が下がれば、エアコンの使用を抑えることもできます。夏の電気代に悩む家庭では、節電対策として「緑のカーテン」にチャレンジしてみてもよさそうですね。
 もちろん注意点もあります。何よりも生い茂る「緑のカーテン」は、部屋の視界や採光も妨げがち。栽培は、日当たりのよい一部の窓に限定したほうがよいでしょう。また、水やりを怠ると、「緑のカーテン」の遮熱効果が薄くなるという報告もあります。
 さらに、外壁に直接ツルをはわせると、壁面の傷みにつながることがあります。支柱やネットを使い、壁面と「緑のカーテン」との間にはすきまを設けておきたいものです。
 なお、マンションの場合、ベランダ園芸がOKかどうか、事前に管理組合などに問い合わせておきましょう。上下階やお隣の方々のご迷惑にならないよう、ツルや葉の伸びすぎにも注意して、快適な夏を過ごしたいものですね。
 

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