寝室の地震対策を今一度【2018-01-21更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

寝室の地震対策を今一度

ページ作成日:2018-01-21


 1995(平成7)年1月17日の阪神・淡路大震災から、早くも23年がたちました。おそるべき天災がもたらした教訓の一つに、家具や重量物の危険性があります。とりわけ、寝室の安全対策は就寝中の家族の生死を分けかねません。「高いもの」「重いもの」「割れるもの」については十分な対策が必要です。
○高いもの/背の高いタンスや本棚が就寝中に倒れかかればひとたまりもありません。転倒防止の突っ張り棒やチェーン、安全ベルトなどで、壁や天井にしっかり固定したいものです。二段重ねのタンスなどは、上下の固定も忘れずに。脱出口となる部屋の出入口付近にタンスなどを置かない、タンスの上にモノをのせないといった注意も大切です。
○重いもの/激しい地震では、テレビやパソコン、ステレオなどが文字通り「飛んで」きます。こうした重量物は、枕から遠ざけて低い位置に置くのが基本。また、意外にこわいのが本。一冊一冊は軽くても、大量に落下すれば危険度は想像以上です。棚板の前面に飛び出し防止の板を張ったり、自転車の荷台用のゴムを張ると、一定の効果があるようです。
○割れるもの/窓ガラスはもちろんですが、タンスやボード類のガラス戸、鏡台や姿見の鏡、額のガラスなども潜在的な危険物です。枕元に置くのを避けるほか、飛散防止フィルムを貼っておくと、被害はかなり防げます。また、室内照明は天井直付けのカバー付きタイプが安全。割れても破片が飛ばない、飛散防止タイプの蛍光灯もあります。
 西日本では今、南海トラフによる大地震の危険性が叫ばれています。転ばぬ先の杖として、各家庭で安全対策に努めたいものです。
 

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