高齢者の家庭内事故に注意を ~発生ポイントと対策~【2023-10-21更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

高齢者の家庭内事故に注意を ~発生ポイントと対策~

ページ作成日:2023-10-21



 高齢者にとって足腰の骨折は脅威ですが、その多くがいつものわが家で発生しています。小さな事故が重大な結果を招くことのないように、注意すべき点を考えてみました。
 高齢者の家庭内事故の多くは、意外にも自室やリビングで起こっています。理由は床に由来する「つまづく」「滑る」。目に見える大きな段差よりも、畳と畳の間や敷居際の微妙な高低差やワックスのきいたフローリング床などが要注意です。クッションフロアの上にカーペットを敷いていたら、カーペットごと滑って転倒という事例もあります。
 事故防止には、以下のような対策が考えられます。●パッキンやスロープで小さな段差をなくす●歩く部分にコード類をはわせたり、カーペットの端などを敷かない●フローリングに滑り止めワックスを塗る●滑りにくいカーペットを「全体に」敷く●新聞・雑誌・ビニール袋などを床に放置しない(つまづき事故・滑り事故両方の要因となります)など。
 また、玄関・浴室・階段なども、家庭内事故の多発地帯。靴を履く(脱ぐ)時によろけた、浴室の床や入口でつまづいた、階段を踏み外した、などの事故が後を絶ちません。こういう場所に備えておきたいのは、頑丈な手すり。万一、体がよろけても、つかまる場所があれば最悪の事態は防げます。玄関や浴室内では、小さな補助いすも役立ちます。
 なお、高齢者に家庭内事故が多い理由として、視力の衰えによる足元の見えにくくさも指摘されています。特に、明かりのない深夜の廊下や階段は、住み慣れたわが家でも危険。天井灯を常に点灯したり、常夜灯を導入して足元の視界を確保しましょう。コンセントに差し込めば常夜灯、外せば懐中電灯という後付けタイプの製品もあります。

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