「防災月間」に家庭内備蓄の点検を(下) ~身近な物も忘れずに~【2024-09-14更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

「防災月間」に家庭内備蓄の点検を(下) ~身近な物も忘れずに~

ページ作成日:2024-09-14


 一般家庭が防災用の備蓄を行う場合、考えておくべき課題が2つあります。すなわち、大量の備蓄品をどこに保管するか。そして、保管した水や食料の消費期限をどう考えるか。備蓄品が多いほど家族の安心感は増しますが、それは日常の収納空間が削られたり、消費期限が迫った大量の備蓄食品の処分、という別の問題を引き起こすのです。

 しかし、この難題にも解決策はあります。それが「日常備蓄」あるいは「ローリングストック」という方法。日常使う水や食料などを少し多めに買い置きし、古いものから順に使ってはその分を補充し、ストック全体を循環させるやり方です。
 この方法の利点は、それほど大きなスペースがなくても、一定の食品などをを備蓄できること。そして、消費期限切れの問題を減らせることです。例えばカレーなどのレトルト食品を1週間分備蓄している場合、週に1つずつ使っては買い足すことを繰り返すと、7週間ですべてが入れ替わります。一般の食品はもちろん、赤ちゃん用の粉ミルクや液体ミルクの備蓄などにも応用できるので、工夫してみる価値はありそうです。

 最後に、備蓄品以外で事前に準備したいのが、電話・メール・SNS以外による家族・知人との連絡方法。というのも、大規模災害時には大量の通信が殺到し、通信回線がパンクする恐れが高いためです。例えば、固定電話向けの「災害用伝言ダイヤル」や、携帯・スマホ向けの「災害用伝言板」では、一定のメッセージを預ける・聞き取ることで、通信回線が混雑しているときでも最低限の安否確認などが可能です。スマホ用のアプリもあるので、家族や知り合い同士で平常時に使い方を確かめておきたいものですね。

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