雨の季節に備える ~梅雨前と豪雨後のチェック~【2025-05-17更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
雨の季節に備える ~梅雨前と豪雨後のチェック~
ページ作成日:2025-05-17
5月16日、九州南部の梅雨入りが発表されました。1か月後には京都を含む近畿地方も梅雨入りしそうです。それまでにわが家の雨対策を済ませておいてはいかがでしょう。
まず備えたいのが雨漏りです。最も多い原因は瓦のズレや割れ、瓦以外の屋根材の経年劣化など。最初は小さな雨漏りでも、放置すると屋根裏や柱・梁にまで影響が及びます。天井裏に雨じみが出た場合はもちろん、そうでなくても3~5年に一度は、自宅の施工会社や信頼できる専門業者の点検を依頼するのがよいでしょう。その際、テレビアンテナの支柱や支線、太陽光発電機の設置部、雨どいや排水口なども併せて点検してもらうとより安心です。また、傷んだ場所は早急に補修し、後々後悔することのないようにします。
もう一つの雨対策は、壁の大きなひび割れや窓回りの亀裂。こちらも放置すると、激しい風雨の際に雨水の浸入を招きます。軽微なものは家庭でも補修できますが、手に負えないものは専門業者に依頼を。出費はかさみますが、家全体の傷みには代えられません。
近年の梅雨では、大規模な豪雨がしばしば発生します。何十年も水害と無縁だった地域が、未曽有の大水に見舞われることも珍しくありません。万一の場合を想定し、自宅周辺の水害リスクや危険個所、緊急時の避難場所・避難ルートなどを家族全員で確認しておきましょう。京都市が作成・公表しているハザードマップも役立ちます。
なお、豪雨・台風などが収まった後は、今一度住まいを点検することをおすすめします。とりわけ強風を伴う豪雨の場合は、思わぬ場所まで吹き込んだ雨が問題を引き起こしがち。事前事後の丁寧な点検と迅速な補修が、わが家の被害を最小限に食い止めるカギです。