急な断水に備える ~飲用水と生活用水~【2025-05-03更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
急な断水に備える ~飲用水と生活用水~
ページ作成日:2025-05-03
先日、京都市で発生した水道管の破損事故では、周辺道路の冠水と通行止め、一部住戸の床下浸水などの被害が発生しました。中でも周辺住民の方々を困らせたのが、突然の水道水の濁り。洗濯ができない、食事が用意できないなどの苦情に、給水車も出動したそうです。残念ながら、こうした老朽水道管の破損事故は今後も発生する恐れがあるとのこと。そこで、急な断水や水の濁りに備える対策をいくつかご紹介します。
家庭で使う水は、大きく2種類に分かれます。
1つは飲み物や食事に使う飲用水・調理用水。もう1つは洗い物・洗濯・トイレなどに使う生活用水です。このうち飲用・調理用水は安全性が最優先。1人1日3リットルを目安に、保存のきくミネラルウォーターなどを普段から備蓄しておきましょう。ちなみに地震などの防災備蓄として推奨されているのは3日分。3人家族なら27リットルが必要な計算です。そんなに大量の水は備蓄できないというご家庭では、使い捨ての食器やレトルト食品などを併用するのも一案でしょう。
もう一つの生活用水は、何よりも量が必要。水洗トイレをバケツで流すにも、洗濯をするにも、十分な量がなければ対応できません。最も簡単なのは、お風呂の残り湯をためておくこと。ただし、断水が長引いた場合は、非常用トイレを使う、断水していない地域のコインランドリーで洗濯するなど、もう一工夫が必要になります。
なお、水道管の破損による断水よりも厄介なのが、下水道管の破損事故。この場合、トイレ・風呂・炊事などの水一切が流せなくなるため、生活全般がストップしてしまいかねません。行政からのお知らせなどを参考に、適切な対応をとるようにしたいものです。
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