万一に備える家庭内備蓄(下)【2021-09-11更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

万一に備える家庭内備蓄(下)

ページ作成日:2021-09-11

 一般家庭が防災用の備蓄を行う場合、厄介な問題があります。それは、限られた保管スペースで何もかもは備蓄できないということ。また、水や食料の消費期限も頭が痛い問題。消費期限切れの水や食べ物しかない状況では、いざという時、かえって心配です
 解決策の一つとして、内閣府や消防庁などが勧めているのが「日常備蓄」、あるいは「ローリングストック」という考え方です。要は、日常使う水や食料などを少し多めに買い置きし、古いものから順に使いながら、その分を買い足していくという方法。これならいつもの暮らしの中で一定の備蓄が確保できますし、消費期限切れのリスクも減らせます。自宅のスペースや家庭の事情(たとえば、赤ちゃんのいるお家では、粉ミルクや液体ミルクの備蓄が多めに必要でしょう)を考えながら、各家庭で工夫したいものです。
 ところで、災害時には回線の限界を超える通話が全国で飛び交うため、固定電話・携帯電話ともすぐパンクしてしまいます。そんな時に役立つのが、「災害用伝言ダイヤル」(被災地の固定電話向け)「災害用伝言板」(携帯電話・スマートフォン向け)。メッセージを預ける・聞き取ることで、家族や知り合い同士の安否確認などに役立ちます。大手各通信会社が体験サービスを提供しているほか、各種専用アプリもあるので、年に一度は家族や友人同士で使い方を確かめておきましょう
 また、電子メールやSNS(ライン、ツイッター、フェイスブック他)など、通話以外の連絡方法も共有しておきましょう。これはいわば、緊急連絡方法の備蓄。家族が離れ離れで暮らしたり、働いたりすることが多い現代では、忘れてはならない備えです。

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