共助・公助を生かす自助【2022-03-13更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

共助・公助を生かす自助

ページ作成日:2022-03-13

東日本大震災の衝撃的な惨禍から早くも10年が過ぎました。
今、私たちが務めるべきことは、当時の被害者の悲しみ・苦しみに思いを致しつつ、次の災害への備えを万全にすることでしょう。カギは「自助・共助・公助」という言葉。
最近は大分、普及してきました。

 「公助」とは国・自治体などによる救助・援助全般。警察・消防・自衛隊による救援活動や、自治体による食料支援などが挙げられます。大規模で力強い半面、立ち上がりが遅い、細かいところまで手が回らないなどの課題もしばしば指摘されます。

 それを補う意味で近年、注目されているのが「共助」=共同体による救助・援助活動です。主役は町内会や自治会、隣近所といった地域コミュニティや災害復旧ボランティア、NPO法人など。消火活動や要援護者の救助・避難、避難所の設営・運営、公助機関との連携などのほか、災害時を想定した各種訓練への参加も共助の一部です。

 一方、「自助」は、災害時に自分自身と家族の命を守るための心構えであり行動です。
 例えば強い地震があった時は、物が落ちてこない・倒れてこない・移動しない場所に速やかに逃げること、その後は地域の安全な場所に速やかに避難することなどが挙げられます。家庭内のケガを避けるために家の中を整理しておくこと、非常時の持ち出し品を用意しておくこと、災害後の水・食料を備蓄しておくことなども、立派な自助です。
 「自助」の最大の特徴は、その場で、今すぐ、一人からでも始められること。自分の安全を守ってこそ、「共助」に参加し、「公助」を生かすこともできます。「誰かが動く」のを待つのではなく、「私(たち)が動く」ことが、すべてのカギです。

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