ローン借入額の目安【2022-03-05更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

ローン借入額の目安

ページ作成日:2022-03-05

 多くの人にとって、マイホームの購入は住宅ローンの返済を負うことに直結します。
そこで考えておきたいのが、家族にとっての借入額の上限。年収と返済額とのバランスです。

 「返済額が家賃以下」という考え方は目安にはなりますが、正確ではありません。定期的な維持・補修費や固定資産税などが必要ですし、被災すれば修繕費もかかります。

 変動型住宅ローンを利用する場合は、さらに注意が必要です。現在の金利は超低水準ですが、20年後、30年後にどうなっているかは分かりません。いったん金利上昇局面になれば変動型住宅ローンの利率も上がり、それは確実に返済額に跳ね返ってきます。今は「家賃並み」でも、将来は「家賃以上」になり得ることは知っておきたい点です。

 その上で、住宅ローンの上限を考えるなら、「返済負担率を年収の4分の1以内に抑える」のが一つの目安です。業界の経験則でも、年収の4分の1を超える返済額を背負っている家庭は家計に余裕がなく、滞納リスクが上がるとか。普段は何とか返済できても、減収・失業・大病などのアクシデントに耐える余力が乏しい、ということのようです。

 返済負担率を年収の4分の1に抑えるのは、超低金利の今でも厳しいかもしれません。例えば400万円の家族であれば、年間返済額の目安は100万円、月額にすると約8万3,000円余り。「そんな融資額では、欲しい住宅は手に入らない」という方もいるでしょうが、ローンを払い切れずにわが家を手放すことになれば、そのダメージの方が大きそうです。

 折から住宅ローンでは利上げの気配が出ています。自己資金なり収入なりを増やす手立てを工夫し、返済負担に負けない「強い家計」を実現したいものです。

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