災害時の自助・共助・公助【2020-01-25更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

災害時の自助・共助・公助

ページ作成日:2020-01-25

 最近、災害時の自助・共助・公助という言葉がよく取り上げられます。どんな意味を持つのか、少し整理してみましょう。
 まず、公助とは国・自治体などによる救助・援助全般警察・消防・自衛隊による救援活動や、自治体による食料支援などが挙げられます。大規模で力強い半面、東日本大震災のような大規模災害では細かいところまで手が回らない事態がしばしば起こりました。
 それを補う意味で近年、注目されているのが共助=共同体による救助・援助活動です。主役は町内会や自治会、隣近所といった地域コミュニティ。消火活動や要援護者の避難、避難所の設営・運営、公助機関との連携などのほか、災害時を想定した各種訓練への参加も共助の一部です。また、最近よく報道されている災害復旧ボランティアや、NPO法人による資金・物資支援も、広い意味での共助といえるでしょう。
 最後の自助は、災害時に自分自身と家族の命を守るための心構えであり行動です。例えば強い地震があった時は、物が落ちてこない・倒れてこない・移動しない場所に速やかに逃げること、その後は地域の安全な場所に速やかに避難することなどが挙げられます。家庭内のケガを避けるために家の中を整理しておくこと、非常時の持ち出し品を用意しておくこと、災害後の水・食料を備蓄しておくことなども、立派な自助です。
 自助・共助・公助は、バラバラに存在するのではありません。互いに連携し、足りないところを補い合うことで、被害を最小限にとどめ、早期の復旧・復興が可能になります。「誰かが動く」のを待つのではなく、「私(たち)が動く」ことが、すべてのカギです。

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