戸建住宅にも修繕積立金を【2020-10-03更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

戸建住宅にも修繕積立金を

ページ作成日:2020-10-03

 異常気象が世界的に「当たり前」になりつつある今、日本でも想定をはるかに超える豪雨や暴風の被害が頻発しています。もはや「傷んだら直す」という従来の考え方では、大規模被害に対応できません。「来る前に備える」発想の転換が必要です。
 戸建住宅の場合、各種の保険と並ぶ「備え」の基本は、定期的な点検と適切なメンテナンスです。そこで必要となるのがお金=修繕積立金。もともとは分譲マンション特有の制度ですが、今や戸建住宅でも必須と考えるべきでしょう。
 例えば外壁のひび割れや屋根の雨漏りは、木造戸建住宅の大敵。侵入した雨水が柱や基礎などの構造部分を傷めて資産価値を損なうだけでなく、最悪の場合は住宅の破損・倒壊も招きかねません。建て替えという選択肢もありますが、大きな出費を伴います。
 しかし、構造部分だけでも定期的に点検し、必要な補修を行っておけば、資産価値の維持や万一の際の安全性確保には役立ちます。そのために必要なのが修繕積立金なのです。
 では、戸建住宅における修繕積立金の目安はどの程度でしょうか。木造の新築戸建住宅の場合、最初の大規模メンテナンスは引き渡し後10年前後、費用は120万~180万円程度といわれます(工事内容により異なります)。大きな金額のようですが、1カ月あたりで計算すると、その金額は1万~1万5,000円程度。仮にメンテナンス費が膨れ上がった場合でも、この準備があれば何とか対応できるのではないでしょうか。
 長寿時代を快適に過ごすには、住まいにも長寿の備えが欠かせません。戸建住宅の修繕積立金はその第一歩。それぞれの家庭ごとに、できる範囲で用意していきたいものです。

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