万一に備える家庭内備蓄(下)【2022-09-10更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

万一に備える家庭内備蓄(下)

ページ作成日:2022-09-10

一般家庭が防災用の備蓄を行う場合、厄介な問題が2つあります。
1つは、備蓄品を保管するスペースが限られるということ。もう1つは水や食料の消費期限の問題です。うっかりすると、消費期限を過ぎた水や食料を大量処分するということにもなりかねません。

 解決策の一つとして、内閣府や消防庁などが勧めているのが「日常備蓄」、あるいは「ローリングストック」という考え方です。これは、日常使う水や食料などを少し多めに買い置きし、古いものから順に使いながら、その分を買い足していく方法。例えばカレーなどのレトルト食品を1週間分備蓄している場合、週に1つずつ使ってはその分を補充していくと、7週間ですべてが入れ替わります。これなら、すべて期限内の食品を備蓄できますし、消費期限切れのリスクも減らせるはず。自宅のスペースや家庭の事情(たとえば、赤ちゃんのいるお家では、粉ミルクや液体ミルクの備蓄が多めに必要でしょう)を考えながら、各家庭で工夫したいものです。

 備蓄品ではありませんが、大切な家族・知人と電話・メール・SNS以外で連絡する方法も確認を。というのも、大規模災害時には大量の通話やメールが殺到し、通信回線がパンクする恐れが高いためです。そんな時に役立つのが、「災害用伝言ダイヤル」(被災地の固定電話向け)や「災害用伝言板」(携帯電話・スマートフォン向け)。メッセージを預ける・聞き取ることで、家族や知り合い同士の安否確認などに役立ちます。大手各通信会社が体験サービスを提供しているほか、各種専用アプリもあるので、事前に使い方を確かめておきたいものです。

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