長寿時代の持ち家活用術【2022-12-10更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

長寿時代の持ち家活用術

ページ作成日:2022-12-10

人生100年時代といわれる今、老後の住まいと生活資金をどう確保するかに人々の関心が集まっています。ここではマイホームを利用した方法をご紹介しましょう。

 一つは「リバースモーゲージ(ローン)」、すなわち「逆抵当融資」です。これは、住宅購入時とは逆に、手持ちのマイホームを担保にお金を融資してもらう仕組み。融資に際しては担保権が設定されますが、所有者はその後も自宅に住み続けられます。また、融資金は通常年金形式で渡され、所有者の死亡後に売却・精算されます。

 もう一つは「リースバック」。こちらはいったんマイホームをリースバック会社(不動産会社)に売却した後、賃貸住宅として改めて住み続ける方法です。持ち主は売却後も自宅を出る必要がなく、まとまった売却資金も受け取れますが、居住中の家賃は別に支払い続ける必要があります。

 二つの方法の最大のメリットは、権利関係の変更後も愛着のあるわが家に住み続けられる点です。長寿社会が進む中、「お金を選ぶか、住み慣れたマイホームを選ぶか」の二者択一を迫られている人々にとって、これらの選択肢は十分、検討に値するでしょう。

 一方で、「リバースモーゲージ」の場合は、不動産価格の下落や金利上昇などによる「担保割れリスク」が、また「リースバック」の場合は、必要な家賃をどう工面するかという「家賃確保リスク」が伴います。さらに住宅などの状況によっては、どちらの方法も使えないということがあり得ます。先々の選択肢としてこの方法を検討するなら、まず自宅を取り巻く状況の確認と情報収集をしっかり行う必要がありそうです。

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