団体信用生命保険の意味【2022-12-17更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

団体信用生命保険の意味

ページ作成日:2022-12-17

住宅ローンを利用する場合、団体信用生命保険(団信)への加入が一般的です。
なぜ、住宅ローンに生命保険が必要なのでしょうか。実は団信は、ローンを貸し付けた金融機関が残債務(未返済の元金)を無事に回収するための仕組みなのです。

 団信が通常の生命保険と違うのは、保険金の受取人が金融機関だという点です。このため、住宅ローンを返済中の人(債務者)が死亡したり高度障害となった場合でも、金融機関はローンの焦げ付きを心配する必要がありません。支払われた保険金を使って、ローンの残金を解消することができるのです。

 というと金融機関だけが有利なようですが、残されたご遺族にとっても、団信は大きなメリットをもたらしてくれます。なぜなら、上記のような不幸な事態が発生しても、団信に入っていれば住宅ローンは完済され、遺族の手元には負債のないマイホームが残されるからです。そのまま住み続けることもできますし、売却も自由です。

 現在、「フラット35」を含むすべての住宅ローンでは、団信加入が融資条件の一つです。逆にいえば、健康上の理由などで団信に加入できないと、住宅ローン自体が利用できなくなるということです。また、保険料は毎回の返済額に上乗せされるのが一般的。毎年、必要な保険料を確認し、残高不足にならないように気をつけましょう。

 なお、こうしたメリットから団信加入を機に生命保険を見直す人も多いようですが、年数の経過とともに将来の保障は少なくなり、完済時には無保険状態となってしまいます。ローンが完済した後は、生命保険も再見直しされることをお忘れなく。

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