ペアローンについて(メリット編) ~借入・返済・名義~【2025-09-13更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

ペアローンについて(メリット編) ~借入・返済・名義~

ページ作成日:2025-09-13




 近年、住宅ローンでは「ペアローン」の利用者が増えています。特に共働き家族ではメリットが多いとされますが、注意点もあります。そのポイントを2回に分けてご紹介します。

 ペアローンとは、一つの物件に対して夫婦それぞれが組む住宅ローンのこと。従来の単独ローン(夫または妻のみがローン契約者になる)であれば、ローン契約は1つだけですが、ペアローンの場合は夫と妻がそれぞれローン契約を結ぶ形になります。
 その最大のメリットは、ローンの借入金額を増やせること。
例えば夫だけなら3,000万円が上限という場合でも、妻とペアローンを利用すれば、4,000万円や5,000万円まで借入額を増やすことも可能になるわけです。
 というと、今までの収入合算ローン(ローン契約者は1人だけだが、借入額は夫婦2人分を基準に計算)と同じようですが、ペアローンの場合は住宅ローン控除や団体信用生命保険も別個に利用できます(収入合算ローンは、原則として契約者のみ利用可能)。

 また、ペアローンの場合、借入金額以外にも返済期間や金利タイプを夫婦別々にできるのもメリットでしょう。例えば夫は固定金利で30年、妻は変動金利で20年といった契約が可能になります。このあたりは、夫婦それぞれの年収や将来の出産・育児予定、金利上昇リスクなどを考慮して、二人でじっくり検討する必要があります。

 なお、ペアローンの場合、購入したマイホームの名義は共有名義とするのが基本。それぞれが負担した住宅ローンや自己資金に応じて、名義割合を設定することが必要です。これを忘れると、贈与税の対象になるケースもあるのでご注意ください。


 

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