寝室の地震対策とは【2016-01-31更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

寝室の地震対策とは

ページ作成日:2016-01-31

 1995(平成7)年1月17日の阪神・淡路大震災から、今年で21年が経過しました。未曾有の天災は多くの教訓をもたらしましたが、その一つが家具や重量物の危険性でした。とりわけ、寝室の安全対策は就寝中の家族の生死を分けかねません。対策が必要なのは、「高いもの」「重いもの」「割れるもの」です。
 ○高いもの/背の高いタンスや本棚が就寝中に倒れかかればひとたまりもありません。転倒防止の突っ張り棒やチェーン、安全ベルトなどで、壁や天井にしっかり固定したいものです。二段重ねのタンスなどは、上下の固定も忘れずに行います。部屋の出入口付近にタンスなどを置かない、タンスの上にモノをのせないといった注意も大切です。
 ○重いもの/激しい地震では、テレビやパソコン、ステレオなどが文字通り飛んできます。こうした重量物は、枕から遠ざけて低い位置に置くべきです。また、意外にこわいのが本。一冊一冊は軽くても、大量に落下すれば危険度は想像以上です。棚板の前面に飛び出し防止の板を張ったり、自転車の荷台用のゴムを張ると、一定の効果があるようです。
 ○割れるもの/窓ガラスはもちろんですが、タンスやボード類のガラス戸、鏡台や姿見の鏡、額のガラスなども、潜在的な危険物。枕元に置くのを避け、ガラスには飛散防止フィルムを貼っておくと、被害がかなり防げます。また、室内照明は天井直付けのカバー付きタイプが安全。割れても破片が飛ばない、飛散防止タイプの蛍光灯もあります。
 西日本では今、南海トラフによる大地震の危険性が叫ばれています。転ばぬ先の杖として、各家庭で安全対策に努めたいものです。
 

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