住宅ローンの借り換えとは【2016-03-06更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

住宅ローンの借り換えとは

ページ作成日:2016-03-06

2月に導入された日銀のマイナス金利政策の結果、住宅ローン金利が過去最低水準まで低下しました。そこで増えているのが、より低利な住宅ローンへの借り換え。そのメリットや手続きについてご紹介してみましょう。
より低利な住宅ローンを選ぶメリットは、ズバリ返済負担の軽減です。例えば2000万円の住宅ローンを20年間、元利金等毎月払いのみで借り入れるとすると、年利1.5%の場合は月々支払額96,510円、20年間の支払総額は23,162,180円。一方、年利0.5%の場合は月々支払額87,590円、20年間の支払総額は21,020,830円。金利1%の差が、月々9,000円近く、20年間で210万円以上の違いを生む計算です(金額はいずれも概算)。
より低利なローンへの借り換えは、月々の家計にゆとりをもたらします。浮いた分を貯金して繰り上げ返済に回せば、ローンの負担もさらに抑えられそうですね。
いいことずくめのようなローンの借り換えですが、注意点もあります。まず、一般的に50万~70万円程度とされる諸費用の問題。特に、新旧の金利差が小さい場合(1%が目安といわれます)、借り換えによる軽減分の大半が諸費用の穴埋めに回る恐れがあります。
また、一般的な元利金等払い方式の住宅ローンでは、後になるほど返済額の中の利息分が少なくなるため、借り換えの効果も薄れます。特に、返済期間が残り10年を切っている場合は、今のローンの返済を続けた方がよいといわれます。
節約を狙った借り換えで、かえってデメリットをこうむっては本末転倒です。金融機関や不動産会社などで事前のシミュレーションをしてもらうのがよさそうですね。
 

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