頭金の意味【2017-11-19更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

頭金の意味

ページ作成日:2017-11-19


 マイホーム計画において、頭金(自己資金)の準備は基本中の基本といわれます。でも実際には、頭金ゼロでの購入を検討している方は多いのではないでしょうか。実は100%住宅ローンが提供されている今でも、十分な頭金には利点がいろいろあるのです。
 最大のメリットは、頭金が多ければ多いほどローンの融資額も返済額も少なくて済むことです。例えば2000万円の住宅を年利2%・30年返済の固定型ローン(月々返済のみ)100%で購入すると、毎月返済額は73,920円。しかし、400万円(20%)の頭金があれば、融資額は1600万円、毎月返済額も59,136円に軽減されます。その差額は月々14,784円、年間で177,408円。30年合計では532万円余りと、当初の頭金以上のお金が軽減される計算です。
 万一返済に行き詰った場合も、頭金が多い方が安心です。一般に新築住宅の価値は購入後2~3年で当初の8割、10年で6割程度に目減りするのだとか。つまり、頭金ゼロで購入した場合、その後すぐわが家を売却しても、ローンを清算できない恐れがあるのです。
 さらに、頭金の有無が金利に影響する場合もあります。例えば、住宅金融支援機構の「フラット35」は100%融資を認めていますが、頭金10%未満では金利が上乗せされます。民間の金融機関でも、同様の運用をしているところがあるので要注意ですね。
 大切な頭金ですが、だからといって手元のお金をすべて充ててしまうと、病気や事故、リストラなどの際に家計が行き詰ってしまいかねません。一定の余力を残すには、両親や祖父母からの援助を仰ぐ方法があります。また、頭金ゼロで購入した場合でも、早いうちに繰り上げ返済で元金を減らせば、利息を軽減することが可能です。ご検討ください。
 

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