ヒートショックに注意を【2017-11-26更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

ヒートショックに注意を

ページ作成日:2017-11-26



 12月を目前に控え、朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。こんな季節に注意したいのが、いわゆるヒートショック。室温の急激な変化がもたらす身体への悪影響のことです。
 一般にヒトの血管は、寒くなると縮こまって血圧が上がり、温かくなると緩んで血圧も下がる性質があります。ところが冬場の室内は、暖房のきいた居間や寝室と、暖房のない脱衣所やトイレとの間で、温度差が大きくなりがち。すると急激な室温変化に反応して血圧が急変、最悪の場合は脳出血・脳梗塞・心筋梗塞などの発作につながるわけです。
 ひと昔前、冬のトイレで高齢者が倒れた、という話がよくありました。これは、温かい部屋から寒いトイレに入った上、しゃがんでいきむことで血圧が急上昇し、脳出血を起こしたケースが多かったといわれています。逆に、冷えた脱衣所から熱い風呂に入ったところ、血圧低下で失神したり、不幸な結果に陥るケースも多いとのこと。いずれも典型的なヒートショックといえるでしょう。高血圧・低血圧・動脈硬化などの持病がある人はもちろん、血管の弾力性が失われがちな高齢者の方も注意が必要です。
 ヒートショックを防ぐには、とにかく急激な温度変化を避けることです。たとえば、脱衣所やトイレに小さなヒーターを入れる、入浴前に浴槽のフタを外しておき、湯気で浴室を暖めておく、夜間のトイレに立つときは上着を一枚重ね着する、などの用心をするだけでも、不慮の事故をかなり抑えることができます。さらに徹底的な対策を行うのであれば、住まいの断熱リフォームを検討してみてもよいでしょう。身体への思いやりを忘れずに、寒い季節を乗り切りたいものですね。
 

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