家具の地震対策(1)【2023-01-14更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

家具の地震対策(1)

ページ作成日:2023-01-14

来週1月17日は阪神・淡路大震災の発災日。
1995年の発生から28年目になりますが、あの時の衝撃を記憶している方はまだ多いことでしょう。とりわけ悲痛だったのは、多くの人命が家具の転倒などで失われたこと。南海トラフ地震の発生が予想されている今、一人ひとりの住宅でも家具類の地震対策を急ぐ必要があります。

 地震時の家具の脅威は、「倒れる」「動く(滑る・飛ぶ)」「割れる」「揺れる」に大別できます。例えば背の高いタンスや本棚が就寝中に頭上に「倒れ」たら、人間はひとたまりもありません。突っ張り棒・チェーン・安全ベルト・転倒防止ストッパーなどを使い、壁や天井にしっかりと固定しましょう。その際、二つの耐震器具を併用すると安全性が高まります。また、二段重ねのタンスなどは、上と下が別々の動きをすることがあるので、金具などで上下を固定しておくことが欠かせません。

 阪神・淡路大震災の際は、パソコンなどの家電類が「飛んだ」とか、冷蔵庫が「滑ってきた」という報告が多く聞かれました。こうした重量物は低い位置に置くのが原則ですが、テレビや電子レンジのような家電類はそうも行きません。粘着マット・ストラップ・チェーンなどで台に固定すると、危険性をかなり抑えることができます。もちろん、家電類を載せている台もL字型金具やベルトなどでしっかり固定します。

 倒れたり動いた家具は家族のすみやかな脱出を妨げます(特に夜間、停電中の場合)。脱出口となる部屋の出入口付近にはなるべく家具類を置かない、家具の上にモノをのせないといったふだんの心がまえも、室内の地震対策の大事なポイントです。
 

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