中古住宅のチェックポイント(下) ~水回り・電気配線~【2024-04-06更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

中古住宅のチェックポイント(下) ~水回り・電気配線~

ページ作成日:2024-04-06


 前回は、中古住宅の外側のチェックポイントをご紹介しましたが、今回は内側です。というと設備や内装の状況などが目につきますが、本当に大切なポイントは別にあります。

 その一つが天井。見上げた箇所にシミがあれば雨漏りのおそれがあります。できれば天井裏ものぞいてみて、屋根裏に同様のシミがないか確かめましょう。実はこれが雨漏りのサイン。屋根がある部分なら、1階・2階を問わず要チェックです。

 同様に大切なのが床下の土台や基礎の内側。点検口や収納庫などから奥をのぞかせてもらい、シロアリによる食害や腐食がないか確かめます。下の土が湿っていたり、コンクリートに水たまりがある場合は、換気の不調や給排水管の漏水が疑われます。

 水といえば、気を付けたいのがキッチン、浴室、トイレなどの水回り。まず水を出してみて、水の出具合や排水はスムーズか、蛇口回りに水漏れがないかを確かめます。また、キッチン下や洗面台下の排水管が見えるようなら、こちらの漏水もチェックします。

 給湯器も実際にお湯を出して、湯量や湯温などを確認しておきましょう。また、ユニットバスは使用年数を確かめておくと、配管の状態がある程度推測できます。なお、古いタイル張りの浴室では、タイルのヒビや割れ、すき間にもご注意を。放置しておくと水が裏側に入り込み、土台や基礎にまで被害が及びかねません。

 意外なチェックポイントとしては、電気配線があります。特に古い住宅では、アンペア数が小さく、複数の家電を同時に使うと、ブレーカーが落ちるいことも。確認の上、必要ならアンペア契約の更改やコンセントの増設なども考慮したいものです。
 

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