家庭内事故の防止策とは(上)【2015-05-17更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

家庭内事故の防止策とは(上)

ページ作成日:2015-05-17

家庭内事故の年間死亡者数は増加傾向にあります。厚生労働省が発表した「2013年人口動態統計」によれば、転倒・転落で亡くなった人は全国で約7,700人。これは、同じ年の交通事故死を上回るというから驚きます。
研究者によれば、事故発生地点のワースト3は「階段」「浴室」「床」の3ヵ所で、特に高齢者と幼児が要注意とのこと。主な危険と注意点をまとめてみました。
○階段
高低差のある階段は、事故の多発地帯。「急いで降りようとして」「ズボンのすそを踏んでしまって」「両手で洗濯物を運んでいて」などが原因です。
●しっかりした手すりを付ける
●明るさを確保する(天井・壁面・床面)
●踏み面をすべりにくい仕上げにする
●幼児がいる家庭では侵入防止ゲートを設ける、などの工夫で事故を防ぎたいものです。
○浴室
浴室で注意が必要なのは、小さな子どもと高齢者。子供の事故は溺死・火傷が多いので、
●乗っても壊れにくい安全な風呂ふた(SGマーク付きのものなど)を使う
●使用時以外は水を抜く
●使用時以外は、カギをかける
●湯温設定を高温にしない、などが有効です。
一方、高齢者に多いスリップ・転倒を防ぐには、
●補助手すりを付ける(浴槽内・洗い場)
●ガラス戸を使わない
●使用後に石鹸分をよく洗い流す、などの工夫を心がけましょう。急激な温度差で起こる脳血管や心臓の発作(ヒートショック)を防ぐため、
●浴室・脱衣室を事前に暖める
●湯温設定を高温にしない、などの配慮も大切です。(次回)
 

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