一戸建てに修繕積立金は不要か【2016-10-23更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

一戸建てに修繕積立金は不要か

ページ作成日:2016-10-23


 一戸建てと分譲マンションの大きな違いとして、管理費等(管理費・修繕積立金)があります。このうち管理費は、管理会社への支払いのほか、日常的な清掃や補修、共用部分の光熱費などに用いられるお金。会社でいえば維持費に当たるものといえるでしょう。
 一方、修繕積立金は、エレベーターや給水施設の取り替え、外壁塗装、屋上防水工事など大規模な補修工事の費用をまかなうためのお金です。どの工事もかなりの資金を必要とするため、新築マンションの中には、分譲時に相当額の修繕積立基金を集め、積立金会計の健全化を図っているところがあります。
 なぜ、こんなお金が必要かというと、きちんとした管理や修繕工事こそがマンションの資産価値を支えるからです。掃除の行き届かない汚れたマンション、エレベーターや給排水などがたびたび故障するマンションに、高い資産価値は期待できそうもありませんね。管理費・修繕積立金とは、そんな事態を防ぎ住む人の資産を守るためのいわば保険金のようなもの。その水準はそのまま、マンションの評価に直結するとさえ言えるでしょう。
 ところで、同じことは一戸建てについてもいえます。例えば木造住宅では、屋根や外壁、基礎の状況を定期的にチェックし、早め早めの劣化対策をとることが資産価値を守る鉄則。傷んだ箇所から雨水などの侵入を許してしまうと、修理費用が一気に跳ね上がるだけでなく、柱や梁などの構造躯体までがダメージを受け、日々の生活にさえ支障が出かねません。できれば購入時に、不動産会社などで将来の修繕補修の目安を聞き、必要な積立てを始めたいものですね。
 

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