猛暑の夏の室温管理【2022-07-30更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

猛暑の夏の室温管理

ページ作成日:2022-07-30

 暦の上ではあと一週間ほどで立秋のはずですが、とてもそうとは思えない猛暑が続いています。熱中症による救急搬送も各地で相次いでおり、特に屋内にいる子どもや高齢者からのSOSが目立ちます。万一の事態を避けるための室温管理について考えてみました。

 環境省によれば、夏の適正な室温は28度前後だとか。ただし、ここでいう「室温」とは、実際に室内で測った気温のことで、エアコンの設定温度ではありません。例えば直射日光が差し込む大きな窓のある部屋では、エアコンの温度を28度に設定しても室温はなかなか下がりません。特に高齢者の方は、暑さへの感受性が低下しがちといわれており、高温に気づかないまま過ごすことで熱中症にかかるケースが多いといわれます。

 室温を28度前後に保つ上で、まず必要なのが温度計です。クーラーの冷風が当たらないところに設置し、時々目盛りをチェックしましょう。室温が上がり過ぎていたら冷房を強く、下がり過ぎなら弱くと、小まめに設定温度を調整することで、思わぬ熱中症のリスクを遠ざけることができます。

 同時に工夫したいのが、冷房の効きをよくする環境づくり。日射を避けるすだれやよしずを窓に取り付ける、扇風機やサーキュレーターを使って冷気の循環を促すなどのほか、さまざまな冷感グッズを上手に使うのも一案ですね。
 また、エアコンの室外機の遮光・通風を徹底し、室内機のフィルターを掃除すること(目安は2週間に1回程度)は、冷房効率を高めるだけでなく、省エネ・節電にもつながります。まだまだ続く猛暑の日々を健やかに乗り切るために、小まめな室温管理を続けたいものです。

 

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