家庭内備蓄を考える(下)【2018-03-25更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

家庭内備蓄を考える(下)

ページ作成日:2018-03-25


一般家庭が防災用備蓄に取り組む際、付いて回る課題があります。限られた保管スペースで、何もかも備蓄するわけにはいかないという点です。さらに問題となるのが、水や食料の消費期限。うっかり保存したまま放置しておくと、肝心の災害時に消費期限切れで食べられない恐れがあります。せっかくの備蓄品がただの死蔵品と化してしまうのです。
そこで内閣府や消防庁などが勧めているのが「日常備蓄」あるいは「ローリングストック」という考え方。日常使う水や食料などを少し多めに買い置きし、古いものから順に使いながら、その分を買い足していく方法です。これなら日常生活の延長上で最低限の備蓄が確保できる上、消費期限切れの水や食料を抱え込むリスクも減らせます。自宅のスペースや家庭の事情(たとえば、赤ちゃんのいるお家では、粉ミルクの備蓄が多めに必要でしょう)を考えながら、各家庭で工夫したいものです。
備蓄とは少し話が違いますが、家族との連絡方法についても今一度確認を。過去の経験によれば、地震などの災害時、固定電話・携帯電話は不通になると思って間違いなさそう。回線の限界を超える通話が、全国から集中するためです。電子メールやSNS(ライン、ツイッター、フェイスブック他)なども、同様の理由で万全とは言えません。複数の通信手段を家族で共有することを基本に、普段から備えておきたいところです。
同様に大切なのが、災害用伝言ダイヤル(被災地の固定電話向け)や災害用伝言板(携帯電話・スマートフォン向け)の使い方のチェック。大手各通信会社ごとに体験日が用意されている他、格安スマホで使えるアプリもあるので、使い方の確認をお勧めします。
 

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